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2010.09.01

キタも 意外と いいじゃない

世の中は、北派と南派に分かれます。

   北派                南派
北のデカブツ  南の姫君






ハイ北ざんねーん!!
北まったくもってざんねーーーん!!!


当然私は断固として南派というか
究極の南派という意味で南・極派を自認してますが、一般的見解から述べましても
北派などという下賤な輩を『派』扱いするのもぶっちゃけどーかなと!
デカくて白けりゃ偉いなどと勘違いしとる残念な迷い子ってぶっちゃけどーなのと!!
そう思っているわけであります。

あ、別に白とも限りませんね。
じゃあ黒けりゃ良いかっていうと全然そんなこともないわけで、
ここでお尋ねしますけど、彼女にするならどっちがいいと思います?

    北派              南派
北のサブチャン  南の浅倉



ほーらね!
ほーらほらほらやっぱりみんな、みなみちゃんが大好きなんだゾ☆


夫きういを含め大多数の方はみなみちゃんまっしぐらです。うむ、貴様は正しい。
しかし、ここで何の迷いもなくサブちゃんに飛び付く人も、
世の中には居るのでございます。それが北派というヤツなのでございます。
我が脳内分類によるとそやつらは単に『変態』ということになるのですが、
ご紹介いたしましょう、
我らがペンギン登山会、変態北派の悪友ヤス愚弟イャンクックでございます。

変態ども
↑左:変態ヤス 右:変態イャンクック

今回は夏休みの遠足のお話、
南派筆頭・私ぺんぐりと北派の変態×2でパーティ組んだら
多数決で『北』アルプスになっちまったよママンというお話です。
私は山でも当然南アルプスの天然水派です。

今述べましたように、今回の山行はきうい無しの三人パーティです。
30超えたハゲとはいえ我が夫、純然たるアスリート系ハゲチャビンなので、
彼無しでパーティを編成するのは体力面でちょっと心配です。
ドラクエ3で例えると、『せんし きうい』抜きでカンダタ戦いっちゃう感じですか。
しかしそれでも行かねばなるまい、
パンツ男を倒さねばタニアちゃんとグプタのいちゃいちゃが見られません。

泣く泣く組むことになりました三人一組、
同じロトの勇者でも、スリーマンセルならば
相手はパンツじゃなくてきっとザラキ連発ブリザード。
そんなこんなで私をリーダーとする勇者たちの面々はこちら!


ぺんぐり れべる28
巨大なザック、巨大なテント、過剰な鍋、大量の食料、
ネタにする為だけのオモチャ、ペプシコーラバオバブ味、
飲めない酒、壊しそうな一眼レフ、そんなに要らない水4㍑を
嬉々として山に持ち込む体力バカ。
特に知的な行為は見せないが、リーダー面だけは一人前。

ヤス れべる26
学生時代、誰よりも日々のトレーニングを積んだ山女。
いくら荷物を積んでも音を上げることはない、いわゆるモテる女である。
しかしトレで鍛えられるのは筋肉だけなので、基本的に頭は空っぽ。
例えば未だに地図が読めない。
特技はガチャピンの顔真似と、やっぱり本当に役に立たない。

イャンクック れべる26
一人知的を気取る細長い人間。
装備にはちょっとうるさいゼみたいな顔をして日々ネットショッピング。
今回はGPSなどという最新機器を持ち込んで格上感を演出するも、
肝心の行動日に電源を入れ忘れるというまったくもって残念な男
兄に似て脳筋。



きういくん、私たちに足りないのは体力じゃなくて、
オツムの方だったみたいです…


目指しますは北アルプスの渋い名峰、百名山の一つである鹿島槍ケ岳。
アルペンルートで有名な黒部ダムへの入り口、扇沢から入山します。

山に入ればテレビはもちろん、ケータイも使えないことがあります。
最寄駅である信濃大町に前日に到着した脳筋パーティは、
冒険の基本、街の人々に聞き込みをしてみることにしました。

観光センター「扇沢にクマが出て怪我された方も居るんで、気を付けてくださいね」

ヤス「…春先ですよね?」 センター「いえ先週

そう言えばクマ避け用の鈴を忘れたことにこの時点で気付きましたがもう遅い。

クマなんて出るときゃ出るし、基本的には出ない!
出てもヤスを生贄にすれば何とかなるだろうと見切りを付けて、
割安で乗せてくれるというタクシーの運ちゃんのご厚意に甘えます。

運ちゃん「私もねェ、山歩き、ぼちぼち楽しんでるンだけれども、
     やっぱりクマに遭った時が一番びっくりしましたよォ」


私「うわー、クマの姿をご覧になったんですか?」

運ちゃん「いャあ、私が見たっちゅうか、
     クマの方がですね、立ち上がってじいーっとね、こっち見よったんですワ」


イャン「…距離はどれくらいあったんですか?」

運ちゃん「10mあったかなあ          
私   「ワーイ」

運ちゃん「石投げちゃろか思ったんですがねぇ  
私   「らめぇ」

前日から入山直前まで、天気よりもクマ情報に煽られていた一行ですが
いざ入山地の扇沢に到着してみると、深い霧で山頂方面はおろか、
50m先の入山口までやや霞んで見える有様です。

いきなり雨具着るとかねもう

霧っつーかこれは既に雨だよね…。

リーダーぺんぐりには雨ガッパを着て強行入山するか、
レンタカー信州ぶらり旅ツアー(温泉付き)にするかの判断が問われます。

登山やってると、よく聞かれます。

「山登りなんて何が楽しいの?」

当たり前の質問だと思います。
確かに登山は厳しいスポーツです。
登りは暑いし稜線は寒いし雪山はまつ毛も凍るしそのくせ日焼けは酷いし食べ物はもちろん水すら無いこともあるし虫は刺してくるしクマは怖いしサルにすら勝てないし着替えもままならないしテントは狭いし荷物は重いし入山して数日も経てばびっくりするほど自分が臭い。生ゴミの匂いがします。腐臭と言って良い。


山登りなんて何が楽しいの?


私「こんな雨の中登ったって楽しいわけないじゃない、
  せっかく長野まで来たんだから楽しいことをしようじゃないか!
  と言うわけでレンタカーツアーに変更だー☆

ヤスイャン「イェーイ!」


雨バッチコーイ!

雨がなんぼのもんじゃーい!

崖バッチコーイ!

土砂崩れがなんぼのもんじゃーーーい!!


レンタカーで事故る確率の方が高そうなので、当然の入山です。
途中、樹林帯の中を通っているときは雨も届かないので
雨具は脱いで行動していましたが、
稜線近くでは当然防げず、再度着込んでの行動になりました。

が、雨具着て5分で種池山荘が見えてきました…。

見えねーんだもんヨー
↑私たちの行く先は真っ白なの。何も見えない明日も見えないの。

6時間程キングクリムゾンですっ飛ばして、
爺ヶ岳近くのサイト場、種池山荘に到着です。

到着したのは午後一番の12時過ぎ。
下ではタモさんが幅を利かせている時刻です。
鹿島槍ヶ岳を目指す人ならば
この先の冷池(つべたいけ)山荘まで移動しておくと
明日のアタックが楽になるので、あと二時間進行するのが一般的です。

がんばらない 絶対にがんばらない

私たちは、頑張りません。
絶対に頑張りません。


ただでさえ雨の中を大量のお菓子片手に登ってきたんです、
ここまで来ただけで感謝して欲しいってもんですよ!
たっぷりと午後の行動時間を残して、本日の行程は終了です。

種池山荘のサイト場は、こじんまりとはしているものの
柔らかい土でところどころに木のカバーがあり、
雨風はだいぶ軽減してくれそうな過ごしやすい場所でした。
まだ一張りしか先人も無く、角の一等地を陣取ったら
またおやつを食べてお昼寝タイムです。
これが楽しくて山登っとるんですよ。家は暑いですからね!



そして起きたら夕食です。
やってることが相撲部屋となんら変わりないようですが、気のせいです。

さっさと作れよ
↑雨が上がったので小屋前のベンチをダイニングキッチンとさせていただきます

「山と言えばカレー」と根拠の無い定説がまかり通っていますが、
今夜のメニューはチキンカレーです。
山と言えばカレーです。みんなカレーが大好きです。

メニューは私が適当に担当を割り振って、
個々が勝手に自分の好きなものを全員分持ってくるという頭の悪いスタイルです。
その結果、4日間毎晩カレーだったというインド人もびっくりのカレーツアーに
なったこともありましたが、
みんなカレーが大好きなので問題ありません。

カレーカレーカレー最高
↑オイオイなんかこの図オサレじゃね?山ガールってこんな感じじゃね?

イャンクックがヒヨコ豆やらドライトマトやら高級カレールウやらを
意地(と見栄)で標高2000mまで持ち上げたので、
夕食はたいそう豪華でオサレなものでした。
オサレついでに食後の紅茶とか沸かしちゃう~?と調子に乗ってたら
また雨に降られたので、鍋釜担いで必死にテントに逃げ戻りました。
間違いなく神様ってこっち見てるよね。

テントの中でイャンクックのお誕生日パーティをして、
女二人で地を這うような声でハピバスディ歌って
シャンパン代わりのバオバブペプシを飲んだら、
今日はもうおやすみなさい♪
奥のテントでラジオの音が聞こえます。NHKの討論番組のようです。
「友達は本当に必要なのか」という、
DJとリスナーの熱いやりとりを30分以上聞きながら、
私たちは眠りにつきました。







翌朝、二日目。
山ガール&山ボーイの朝は早いです。

縦走登山では基本の朝4時にヤスの目覚ましが鳴りました。
が、私が一瞬で目覚ましの電源を切って二度寝を決め込んだので、
結局全員起きたのは5時前です。

ヤス「…あんた、切ったでしょ」

私「すいません、眠くて」

こんな私たちですが、体育会系ワンダーフォーゲル部出身です。

朝食のきのこラーメンをすすりながら
「友達って本当に必要かなあ」とつぶやいたら
ヤスが「ブフォァッ」とナメタケを吹き出しました。
山で考えるには重過ぎるテーマだと思います。奥のテントはたぶん険悪な空気。

きういから届いた天気予報メールには
『今日は雨!明後日は雨と霧一時雷雨となっておりますな!』なんて
奴のハイテンションがまっこと憎たらしい、
呪いたくなるような空模様が伝えられておりましたが、

おっ?おっおっおっ???
いんじゃね?これは行けんじゃね???

雲は徐々に上がってはきそうですが、早い時間ならば何とかなりそうです。
雨具や防寒着に簡易テント、もちろんおやつもしっかり持って、
テントは置いて軽装で出発します。

上の写真、奥に写っているとんがった山はアルペンルートの主役、立山です。
そしてその右手側、少し雲に隠れたなだらかな山は、大日岳。
今年も秋にはまた訪れるだろうこの山のお話は、また後日。

さて今回の山行のメーーーンッエベンツ!
クヮ!スィ!ンマ!ヤルゥィーー(鹿島槍)は、こちら!!

遠!

遠くね!?ちょっと遠くねコレ!?

距離はぱっと見で計測できないですけども言葉にすると「遥か彼方」みたいな。
なんかちょっと霞んでるし。こんだけ晴れてんのに霞んでるし。
「やっぱ遠いしやめよっか」と言ったら普通に無視されました。


昨日の憂鬱な空からは一転、雲は湧いてはいるものの見事な景色です。
稜線上の縦走路からは焼岳から連なる北アルプスが一望でき、
白い花崗岩の緩やかな斜面は歩いているのも楽しいものでございます。

北もなかなか悪くないじゃない
↑高山帯はいつも二日目からが本番

奥にツンと張り出している鋭い峰は、ツンデレで人気の槍ヶ岳です。
北アルプスの端っこからここまでの縦走路がずっと続いていると思うと、
なかなか胸が熱くなります。
真ん中に写ってる赤いオッサンは恐ろしいことに26歳の乙女・ヤスです。
ガールだなんて名乗るもおこがましい、
本当にただのオッサンです。ヤッサンとでも呼びましょうか。

爺ヶ岳にて
↑赤いオッサンの抜群の存在感

歩を進めます。
途中のピーク、爺ヶ岳にて小休止。
私たちの出発は遅かったので、眺めの良いピークですが人はまばらです。
ここからも目指す鹿島槍や立山連峰の山並みが見事に広がっています。
手前のヤッサンが読んでいるのは東スポではなく地図です。

このピークからは北アルプス全貌はもちろん、
八ヶ岳や南アルプスの一部まで見通せました。
爺ヶ岳、名前はジジイですがなかなかどうしてチョイワルジジイでいい感じ。
で、展望も十分楽しんだあたりで
「もう満足でしょ?引き返そっか」と言ったら見事に無視されました。

カラフルジジイ
↑写真だけ見ればロマンチックというより他は無い

若い二人引き摺られるようにして先を目指します。
今通った爺ヶ岳も目指す鹿島槍ヶ岳も、
実は揃って『花の百名山』に選定されている高山植物の宝庫です。
花に彩られたジジイと言葉にすると棺桶の中身みたいに聞こえますが、
緩やかな稜線上に色とりどりの花々が咲き乱れ、高山の短い夏を楽しませてくれます。

ヤス 「この花なんて言うんすか?」

イャン「知らん」

私  「ジイガタケセンコウハナビ」

ヤス 「へえー」

ヤスごめん。あれ全部嘘。



進むにつれて写真の右側、長野側からモクモクと雲が湧き上がってきました。
北アルプスは日本海と近いので、どうしてもガスが発生しやすい地域です。
ひとたびガスに巻かれると、
道迷い、滑落、落雷、クマエンカウント率アップと良いことナシです。
例えば私たち、花なぞ愛でつつお散歩気分でスキップしてますけどね、

三途の川直行便
        おっと!!!

一寸先は崖です。天然モノのワイヤレスバンジーをお楽しみいただけます。

そしてやっぱり怖いのはクマ公ども。
クマの方がこちらの存在に気が付けば、(基本的には)逃げてくれます。
気付いて寄ってくる奴は当方エサ認定されてますのでどうしようもありません…。

ただガスの中では、視界も悪いし音も通りにくくなるので
いきなり鉢合わせ→クマ逆上→超怖エという即死コンボに派生する恐れがあります。
(下山してから知りましたが、
我々が鹿島槍を往復していたこの日この時間、
先程の爺ヶ岳でクマ3匹連れ立っているところが目撃されたばかりだったそうです。
…あの…念の為聞くけど…
クマ3匹パーティって…私たちのことじゃないよね…?


ガスはどんどん深まります。
クマ鈴忘れてこんなに後悔したのは初めてです。

ヤス 「…ちょっと音を出しながら進みましょう」

私  「OK、歌でも歌うか。♪あるゥ~ひッ!森のな~「やめてー!」
 
私  「続いて歌います!  ♪くまのっプー!くまのっ
   「この人とっとと食われれば良いのに」




歌い続けてライチョウのサンダーボルト攻撃もかわし、
とりあえず無事に到達しました鹿島槍ヶ岳ピーク!

ピークダッシュ
↑ほとんどガス

鹿島槍ヶ岳は私たちの踏んだ南峰と、すぐ近くの北峰の二峰から成る双耳峰です。
同じ名前の山ですから、北峰はそれこそ目と鼻の先にあるはずなんですが
真っ白で何も見えませんでした…。
その先には五竜岳とか白馬岳とか、
やや中二病っぽい名前の名峰がそびえているはずですが、当然見えるわけもない。

私&ヤスイャン「…」

気を取り直して温かい紅茶を淹れます。何は無くともピークティ☆(←山ガール成分)
私が山頂を走り回り、ヤスがうまい棒をモシャっている間に、
イャンが湯を沸かしていました。
このために担ぎ上げた、ずっしりと重いバームクーヘンを
チョコペンで可愛くトッピングしたら、食べるのがもったいなくなっちゃった☆

呪かしまやり
↑『祝』?『呪』?漢字は私が書きました…。

バーム食べて一時間もまったりすればさすがにやることも無くなったので、
おうち(汚いテント)に戻ることにします。
ちなみにこの時、速攻で下山していると、
私たちはクマ×3と鉢合わせしている計算です。バーム万歳。

勝てる気が全くしねぇ勝てる気が全くしねぇ勝てる気が全くしねぇ
↑つきのわ ぐま が あらわれた !


行きはよいよい、帰りはこわい。
リレミトあれば良いのになあとボヤきつつ、
やっぱりガスまみれの視界の狭い登山道、岩の角を曲がった私が見たものは、







登山道に寝そべっている中高年男性でした。

私「!?」

じいさん「ああ、どうぞ気にせず通ってください」

いやいや。いやいやいやおかしいでしょ何なんですか。
と立ちすくんでいたら今度はパシャッ!
彼が抱え込んでいた高そうな一眼レフから高そうなシャッター音が聞こえました。

不審に思いながらもおじいさんの脇を通り抜け、
ついでにピースサインもばっちり決めては再度撮パシャッ、
結局よくわからないまま我が家(一畳半のテント)に戻ってきたのは15時過ぎです。

…昨日の到着時からずっと気になっていたのが、
小屋にかかっている『生ビールありマス』の看板でした。

まさか生は無いだろうと思って小屋を覗くとしっかりビールサーバーあるんですよ、
ここの人、ビールサーバーをヘリで空輸してるわけですよ!
昨日はホラ、雨に濡れて結構寒かったし入山したばっかりだったし、でも今日はもう今回の目的は登っちゃったていうか、一仕事終えたわけだから、小屋からテントまで徒歩1分だし、えーとそのどうかなここで生チューてのは、それにホラ、生ビールってのは賞味期限が短いわけだからずっとここに置いておいたら私が困るわけじゃあないけれど、お世話になった小屋のスタッフさんたちが困るわけよそこんとこわかる?ここで生チューいただくってのは自分が飲みたいっていうんじゃなくていわゆる一つの人助けってやつじゃないかしら???

ちなみに生チュー一杯900円でございます。

イャン「なあ、みんなで一杯買って分けようぜ」

私「おお、良いかも!じゃあ買っtは?断る。私は一人で一杯飲むし」

おっさんヤッサンのこの一言で、全員一杯ずついただくことになりました。
我らがペンギン登山会、欲望には一切抗いません。

ビールは正義
↑ここで飲まなきゃいつ飲むの

山での飲酒は危険が付き纏います。
運動した後で回りも早く、また飲んだ後の冷めが一気に体温を奪うので、
低体温症を引き起こす原因にnプハアアァァァァッ!!!ウンメーーーーー!!!

「最高ですか!」 「最高です!」
「最高ですか!」 「最高です!」

ヤスが残っていた行動食を広げます。
裂きイカ、チーズクラッカー、塩味のビスケットとこいつぁただ飲む為だけに登ってきてますね!間違いありませんね!!

へべれけ気分でハッピー面していると
先程の寝そべりおとーさんが戻ってきました。
私たちがテントに泊まっている、と聞くと
今度は「テントでの食事風景を撮らせて欲しい」とのこと。
えっ何?今度は何?あの豚小屋をなんでまた?と戸惑っていると、
ここで初めて彼の身分が明らかになりました。
オトーサン、こんな方でした↓↓↓


川井靖元 山岳写真ギャラリー


プロの山岳カメラマン、川井靖元先生でした…。
九月号の『山と渓谷』では全記事中、一番ハードな記事、
アコンカグア山の写真&記事を担当しておられます…。
あの、ニコンの前でアホ面ピースとかしててホントごめんなさい…。

今回は山渓と双璧を成す山雑誌『岳人』の取材で来られていたそうです。
岳人に豚小屋デビューか…とちょっぴり微妙な気分になりましたが、
掲載されるとしたら来年の夏号だそうです。大丈夫、その頃には私も忘れてる!

食事ができたら呼びに来る、と約束してテントに戻りました。
さて、先程我々はジョッキを空けてきたばかりですが、
覚えておられる方はいらっしゃいますでしょうか。
そう、私って下戸でしたっけ☆







しっかり吐きました。

テント戻ってしばらくはヴッとか言いながら耐えていたんですが、
ヤスに抱えられて小屋のトイレで黄金の滝がですね、超もったいない。

気持ち悪くて辛いのと900円がもったいないのとで
泣きながらテントに戻って夕飯の準備を始めるわけですが、
今夜のメニューは 粕 汁 だー
夕飯担当誰だコンチクショーーー!!!私だーーーーー…

ゾンビ化している私を笑い飛ばしながら、
ヤスとイャンがテキパキと夕飯を作ります。
そして数十分後、酒粕たっぷり入れて、濛々たる日本酒の蒸気がたち込める中、
川井先生がキリン一番搾りをしっかり人数分携えてご登場です。

私「ギャアアアアアアアア」

川井先生「ハッハッハッ!
     少ないですが、どうぞ乾杯しちゃってくださいよ!」


私「ギャアアアアアアアア」


乾杯、撮影と続き、先生とお話ししたらご挨拶してお別れしました。
粕汁とビールという下界でもそうそうやらないアル中メニューを
何とかクリアした私に、今度はイャンが言うのです。

イャン「あのさ、さっきアンタが吐きに行ってる間にな」

私「ヒャイ」  ←呂律回ってない

イャン「デザートにゼリー、作っといたんだけど食べる?」

私「食べる!」 ヤス「食べるーーーー!!」

イャン「そうか…わかった…。…悪気は無いんよ?


彼は申し訳なさそうに言うと、テントの外で冷やしていた
お手製寒天ゼリーを持ってきました。濃厚な梅酒ゼリーでした。

イャン「加熱したからアルコールは飛んでるはずなんだけど…」

私「…ゴフォァ!!」

ヤス「全然飛んでねえ!うめぇ!」  私「ドゥフドゥフォッ」←むせてる



致死量を余裕で超えて朦朧としながら「やっぱり山で酒飲んだらダメだな」と
きちんと反省している私はやっぱりエライ子。
そして夜が更けて星を見ながらのガールズトーク、
下山したら今度こそ本当の信州わくわくツアー(温泉付き)が始まるわけですが、
続きは、お酒が醒めてから。

いつだってうまい棒
↑山とオッサンにはめんたい味が似合います。

テーマ : 登山 - ジャンル : スポーツ

コメント一覧

私は南斗白鷺拳派

最初の写真の山の青さ(さぶちゃんではなく)におおういい天気だね~と思いきや雲の下は苦難の道だったんですね。
私は山登りらしい山登りをしたことがないので、こういうのを見ると大変そうだな~と思うと同時に楽しそうだ~と羨ましくなります。愉快な仲間達というのを除いても。
でもきっとノーマル状態で飲むビールとそういうところで飲むビールは体質に加えてやはし自然の力が働くのでしょうな。
ぜひとも続温泉編楽しみにしております!

元気だな~。面白すぎ!www
凄いバイタリティですね!さすが山岳部!
でも下戸で山+酒祭りには脱帽です(^ヮ^;)

僕の家は出羽富士の異名を持つ鳥海山の下にあり目と鼻の先にあるんですが「登ろうか?」と誘われたら「何で?」と返すダメダメちゃんですw

なんか、今日のニュースでもクマに襲われたとかやってて怖いな~と思いました~。
あ、でもゲロ臭くてクマが逃げるかもww

山ビールたっけええええええ
でもまあ運賃考えるとそんなモンですかね?

しっかしスパルタンな・・・(汗
川原でカレー食ったりビール飲みまくって
無くなったら最寄のマックスバリュに買いだしに行くと言う
エセアウトドア野郎とはエライ違いですな・・・

そういえば年始に標高600mの山に登ったけど
悶絶でしたwww

ども~
ワンゲルって台風が来たらわざわざその日に山登りに行ったりすると父から聞いた記憶がありますが、下戸が山で酒盛りとやる事が大胆ですね
まぁウチは山の中にあるようなもんなんで、これ以上登りたくない^^;
携帯で朝見た時には電車の中で、笑いを必死に抑えてました

次の温泉編も期待しています^^

きれいな風景に癒されるかと思いきやゲロ話。
さすがです...。

最近の山ガール雑誌を見てると山に登ってみたくなるけど、きっと途中で許してくださいって言っちゃうだろうなぁ。


ヤッサン、同じ香りがします...。
工事現場の写真に写ってる自分を見て
一瞬『このオッサン誰?』と考えたことがあるのは
あんまり人には言えません。

予想のはるか斜め上を行く…w

ブログ本出せる人ってぺんぐりさんみたいな人だと思うわけですよ。

山の上には下界とは違う世界が広がっているんですね~、登山にはまる人が多い理由がわかった気がしました。

下山の時はゲロと酒の匂いでクマも逃げ出したんでしょうねwwwトヘロス!!(吐瀉物を噴射)


温泉編も楽しみにしてます!

私はアミバ流北斗神拳派

>しょういちろうサマ

「そこに山があるからだ」というのは置いといて、
よく山に行く理由に「達成感があるから」という回答がありますが、
そんな崇高かつドMな精神は当方持ち合わせておりません。

「そこの ビールが うまいから!!!」

ただただこれに尽きます。
目の前のゲrも、数秒前までは確かに黄金色に輝くビールでした。
そんな山で飲む最高の一杯、しょういちろうさんもいかがですか!

ちなみに温泉編て湯けむり女道中みたいなノリはないですよ。脱ぎませんよ。脱ぎましょうか。脱ぎませんよ。

自分でもキャラ的には酒豪だと思うんだ…

>がんだまーサマ

これでも部活では上下関係(まあまあ)ガチガチで、
うるさい規則やら先輩のシゴキやらに追われる毎日だったんですよ!
学校から出るとみんなタガが外れて遊びくるってるだけです…。アホは死んでも治らないんだと思います…。

そう、がんだまーさんのお宅って鳥海山の近くなんでしたよね!!
それ聞いてヨダレ垂らして羨ましがってる夫婦がここに居ることをお忘れなく!!
そちらにいつか伺う際は、登山フル装備で行きますのでよろしくお願いします。
「登ろうか?」なんて聞きません、「登ります」としか言いません。もちろん一緒に。

夏クマは今年は多いですね。
気のせいかもわかりませんが、今年はちょっと山の実成りが少なかったようです。
秋前に再ブレイクしなければ良いんですが…

徹底して頑張らない

>ショートベルサマ

ヘリ空輸パネェエエエエエエエ
ペットボトルも500円の世界です。
それ考えると生チュー900円ならアリじゃね?とか思っちゃう私ビール脳。

マックス川カレーコンボは大好きです。むしろそっちがしたいんだゼ♪
でもホラ、うちってお金無いから♪車も無いから♪
歩いて行ける涼しいところっていうと、結局山なんです。
すごい理由ですね我ながら。

標高だけ聞くと3000弱ってエラいパワータイプみたいですけど、
入山地の標高ももちろんとんでもなく高いので、実は楽チンです。
ロープウェイとかあったら余裕で使いますもん。
しんどいこと嫌いですもん!(登山全否定)

おとーさま何者…?

>卯月あきサマ

ワンゲルと一言に申しましても、
確かに台風なぞ気にせず突入する気概と漢気に溢れた熱血集団も存在いたしますが、
残念ながら我々は台風はもちろん霧雨で撤退する超ヘタレです。
頑張らない上に怖いもの嫌いです。チキンと言っても構いません!

でもホントはリッツカールトンで優雅にお茶する記事でも上げたいな…。

温泉温泉言われてますがゴメンナサイ温泉の写真ゼロですねんとか今更言えない…

ヤスはオッサンの上に無能ですからね!全然違いますよ!

>さかりかサマ

ゲrの写真撮らなかった私に感謝してほしいものですな!フハハ!!

最近の山ガールといえば、山で山ガールも何人か(つかいっぱい)見ました!
自分が山ガールではないことにもびっくりですが、
みんなスカート履いてタイツ履いてぴかぴかの雨具着てました!キャワイイ!ムカツク!私にもクレ!!

ヤスですが、山で見ている分にはそんなにオッサンだとは思っていなかったんです。
写真を見返してみて驚きました。「誰このオッサン…」

彼女にも見せましたが絶句してました。自覚はあるようです。

日常毎日パルプンテ

>しまサマ

また違う山の話なんですけど、
トイレに入ってから紙持ってくるのを忘れたのに気付いて、
ああ今自分の本があれば拭いて拭いて拭きまくれるのにィー!と
歯噛みした覚えがあります。しまさんもチリ紙代わりにいかがですか☆

山の上には確かに違う世界が広がっています。
山ガールやらロハスやら言ってられないおぞましい世界であることも、
コッソリ申し添えておきます…。

温泉編とかカッコイイこと言ってホントごめんなさい…

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ぺんぐり

Author:ぺんぐり
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